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【2021年6月のテーマ：スケール】

未来社長塾では「戦略」「マーケティング」「組織」「財務会計」「STEM」「リベラルアーツ」の
6つの学習分野から毎月一つ選んで、課題図書を選定しています。

今月の学習分野は「戦略」で、
課題図書は「スケール 上:生命、都市、経済をめぐる普遍的法則」です。

世の中のあらゆる事象を普遍的に説明できる理論があるとしたら興味ありませんか？
本書では、ものがサイズに応じてどう変化するかというスケーリング理論を活用して生命体・都市・企業
といった複雑適応系を支配する法則について考察されています。それぞれの成長に最も大きな影響を与える
要素は「エネルギーと資源のインプットと変換」で、投入と産出というエネルギー変換（代謝）の効率によって
成長・老化・寿命が決まると著者はいいます。結論は企業は有限という淡白な内容ですが、
様々な分野の考察が企業の取り組みに示唆を与えてくれます。

以下、アマゾンの該当ページより課題図書の説明、情報を引用します。

ヒトとほぼ同じ要素でできているのに、なぜネズミは3年しか生きられないのか。クジラはネズミに比べて腫瘍ができにくいのはなぜか。そしてヒトを含めたすべての生物に寿命がある理由とは。企業は死を免れることができないのに、一方で都市はなぜ成長し続けることが可能なのか。環境に負荷をかけず、アイデアと富が生まれる社会を維持することはできるのか。それとも地球は荒廃したスラムの惑星になるしかないのか。TED Talksで150万超のビュー数を記録した理論物理学者が、複雑さと多様性に満ちた生命、都市、経済を貫く普遍的法則を解き明かす。

出版社 : 早川書房 (2020/10/15)
発売日 : 2020/10/15
言語 : 日本語
単行本 : 320ページ
ISBN-10 : 4152099747
ISBN-13 : 978-4152099747

更新日：2021/5/10