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【2020年10月のテーマ:アフターデジタル2】

未来社長塾では「戦略」「マーケティング」「組織」「財務会計」「STEM」「リベラルアーツ」の
6つの学習分野から毎月一つ選んで、課題図書を選定しています。

今月の学習分野は「STEM」で、
課題図書は「アフターデジタル2 UXと自由」です。

今月の課題図書は「アフターデジタル2」です。アフターデジタルの主張はデジタルとアナログが融合する。
もっと言えば、デジタルの中にアナログが存在するような概念を打ち立て話題になりました。

その前提は、DXのような概念を振り回さずに、エンジニアの視点からどのように顧客の良好な体験を構築するか
というものです。

データがあればOK、データからマネタイズができるという短絡的な発想は結果的に顧客に良好な体験を提供できる
ことはありません。今回の著書では、データを活用して顧客の体験する価値を高める考えをより実践的に示しています。

今、我々が置かれている状況
企業が目指すべきゴール
そのために実務としての取り組み

これらを考えながら議論を進めていきましょう。

以下、アマゾンの該当ページより課題図書の説明、情報を引用します。

コロナ禍がアフターデジタルを加速
リアルも変える変革の本質

デジタルが隅々まで浸透した「アフターデジタル」社会。日本はその社会に向けてゆっくりと進んでいましたが、コロナ禍で状況は一変し、速度を上げてアフターデジタル社会に突き進んでいます。
多くの日本企業は「DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略」で活路を見いだそうとしていますが、実はその立脚点が危ういケースは少なくありません。すべてがオンラインになるという前提に立っていないのです。
本書ではアフターデジタル先進国に注目し、特に中国のアリババやテンセントといった巨大デジタル企業の「戦略」、表面的な取り組みの奥にある「本質」に迫ります。事実として、アフターデジタル社会では産業構造がひっくり返ってしまいます。これは予測ではなく、実際の中国市場がそうなっており、こうした世界が広がれば、日本のお家芸ともいえる製造業は最下層に位置づけられてしまうのです。
いわゆるデジタル企業だけでなく、デジタルビジネスとは直接関係ないと思っているビジネスパーソンにも、本書を読んでほしい。なぜなら、アフターデジタルでは、リアルがなくなるのではなく、リアルの役割が大きく変わると言われているからです。
アフターデジタル社会になると、市場のルールが変わると考えたほうがいい。キーワードは「UX」。そして、アフターデジタル社会において成功企業が共通で持っている思考法を「OMO」(Online Merges with Offline)と呼びます。社会の変革は避けようがないなら、こうした新たなルールをいち早く学び、自社の立ち位置を決めて戦略を練らねば負けてしまいます。既に新たな成果を出し始めている日本企業もあります。デジタルを強みにするには必読の書です。

発売日 : 2020/7/23
単行本 : 238ページ
ISBN-10 : 4296106317
出版社 : 日経BP (2020/7/23)
ISBN-13 : 978-4296106318
言語: : 日本語

更新日:2020/9/10