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【2017年11月のテーマ:ジョブ理論】

2017年11月の未来社長塾の課題図書は、『ジョブ理論』です。

「破壊的イノベーション論」の提唱者、クリステンセン教授による新刊です。顧客が商品を買うことを仕事として捉えることで世界の景色が変わってきます。本著では、顧客が「商品Aを選択して購入する」ということを、「片づけるべき仕事(ジョブ)のためにAを雇用(ハイア)する」ことと捉えなおしていきます。

このように視点を変えて捉えていくことで、本著ではレンズを変えることでビジネスの成功を見いだせる可能性が高まることを示しています。

現在のデータ分析の多くは、この層はあの層と類似性が高い、顧客の68%が商品Bより商品Aを好むなどとどのような属性が買うかにフォーカスしています。しかし、顧客がなぜ商品を購入するか、つまり、なぜジョブをハイアするのか?という点が殆ど分析されていません。

本著では、イノベーションの権威であるクリステンセンが人がものを購入するメカニズムを様々な角度から分析して、その理屈をシンプルなジョブとして表現しています。

更新日:2017/10/25