オンライン学習にした理由
REASON
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研修やワークショップの問題点
経営者や将来的に経営を行いたい人に対して、セミナーやワークショップは有効です。1日や数回の参加で知識を習得して疑似体験が出来るからです。
一方、その場を離れてしまうと再び考えることを停止します。折角身についた知識や想いも会場を離れると記憶から消えて行きます。仮に、考えを継続しても、分からない時にその講師に再び質問する機会はありません。また、考えを継続しながら自分の視点が偏っていないか、第三者や専門家に確認する機会もありません。
これらは、これまで数多くの研修やワークショップを提供する側として痛切に感じてきたことです。
勿論、経営の視点を身につけるためにMBAやスクールはかなり有効です。しかし実務をこなしている、或いは準備を進めている人にとって2年間の時間と年間500万円程度の学費を捻出することはハードルが高いことです。入学要件も必要で誰もが入学できるものではありません。
しかし経営は誰でも自由に参加できるのことですから、もっと気軽な環境が必要だと感じていました。
オンライン議論のメリット
オンラインであれば自由な時間に議論ができます。また、決まった場所に集合する必要がないので場所の制約もありません。
公開講座の場合は、物理的な場所と時間の調整を参加者と提供者側で行う必要があり、調整コストを伴います。経営者にとって時間は重要な資源です。その資源を最大限活用するためにオンラインを選択しています。
今後、世界中のどこにいてもネットワークにはつながっていることでしょう。おそらく、今の経営者が出張等含めて移動する場所や移動中の隙間時間でもオンラインの議論が可能です。
1日の短い時間でも、数日おきでも、自分でルールを決めて、オンラインでの議論を通して経営の視点と思考を身につけることができます。
知識や理論のインプットを書籍にした理由
日本は様々な書籍に恵まれた国です。おそらくビジネススクールで仕入れることができる理論や知識の95%程度は書店で仕入れることができます。更に、一流の先生の考え方を簡単に要約した書籍や参考書籍もあふれています。ポイントは、海のようにあふれている書籍からどの書籍を読めばよいのかを決めることです。
シザールの未来社長塾では、経営の視点や思考を身につけるためのインプットは全て書籍で行います。毎月、適切な書籍を選択して参加者に読んで頂きます。
この理論や考え方をインプットするためには、この原書、この参考本というように、沢山の書籍の山から適切な1冊、または数冊を厳選しています。
講義形式では、これらを提供するときに本人や解釈している人が伝えるので効果は高まるでしょう。しかし、先に述べたように時間と場所の制約が発生します。
講義を動画で配信することも可能ですが、コンテンツ作成には相応のコストがかかり、月々1万円を実現することが難しくなります。更にコンテンツは作成したその日から陳腐化しますので、クオリティを維持するためには更新し続ける必要があります。ここにもコストがかかります。
書籍であれば改訂版、新しい本が次々に安価で買い求めることができますので、その中から適切な書籍を選択してアウトプットの議論に集中することにフォーカスしました。
オンラインで本当に議論ができるのか?
未来社長塾の講師も、オンライン議論ツールでMBA(経営学修士)を修了しています。ビジネススクールで行われる議論であっても、ビジネスプランを作成する時の議論であっても、オンライン議論ツールを使って実際に議論を繰り返してきました。
それも10年前のことです。今回採用開発したオンライン議論ツールは更に議論が行いやすいように工夫されています。
一応、議論ツールの選定に当たっては現存する30種類以上の議論ツールを検証しましたが、最適なものが市場のツールには無かったので、今回の未来社長塾用に開発いたしました。
実際どのような人が参加しているの?
現在の参加者は、
例えば、主婦の方。
例えば、一般OLでありながら将来起業を目指している方。
例えば、学生の方。
例えば、現役アスリートの方。
例えば、夜間飲食サービス業に従事している女性。
例えば、建設業関係の職人の方。
例えば、医療法人で理事をしている方。
例えば、小規模の木工製作をしている方。
例えば、会計事務所で勤務しながら資格取得を目指し将来開業を目指している方。
例えば、大手企業でマネジメントをしながら起業準備をしている方。
例えば、M&Aのコンサルファームを経営しながら視点をブラッシュアップしている方。
例えば、木工家具の工房を経営している方。
例えば、・・・
と様々な職種、業種、役割の方が参加しています。