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【2020年3月のテーマ:武器としての会計思考力】

未来社長塾では「戦略」「マーケティング」「組織」「財務会計」「STEM」「リベラルアーツ」の
6つの学習分野から毎月一つ選んで、課題図書を選定しています。

今月の学習分野は「財務会計」で、
課題図書は「武器としての会計思考力 会社の数字をどのように戦略に活用するか?」です。

今回は会計ということで、基本的な内容を学んでいきます。著書自体は特に新しいことが書いているわけでは
無いので上級者からすると本著の勉強は必要無いと思います。
今後経営者としてあるいは、経営をサポートする身として決算書が読める程度の基礎知識は身につけたいですね。
著書のタイトルにMBAとありますが、そんなに驚くことはありません。MBAは世界標準の考え方を言語化して学ぶ
もので内容も平易でわかりやすいものです。

課題図書の後半は会社の戦略を実現するための通過目標の設定や管理の仕方について平易に触れています。
いわゆるKPIについての考え方です。決算書が読めるレベルは当たり前として、今度は会社のビジョンに合わせた
経営数値の設定や目標水準の考え方、それから実際にKPIを使って組織を機能させる運用の考え方は経営者にとって
とても大切な考えです。こちらについてもしっかりと議論して理解を深めていきましょう。

以下、アマゾンの該当ページより課題図書の説明、情報を引用します。

■決算書が読める会計の基礎知識と、MBAレベルの会計を使いこなして戦略を成功に導く実践スキルがしっかり身につく会計本

外資系コンサルティング・ファーム出身の現役ビジネススクール講師として会計が苦手な数多くの学生を救ってきた著者が、
決算書などの数字を活用して経営課題の発見・解決に結びつける「会計思考力」の鍛え方について、他の会計本で挫折した人でも再現できるように教えます。

●決算書の数字から会社の実態を見抜く会計基礎力

本書の前半(1~3章)では、会社の数字から経営の実態を把握して課題を発見する会計基礎力の習得を目標とし、
様々な会社の決算書や財務指標を業種や業態ごとに整理して取り上げながら、
実際のビジネスを見通す決算書の読み方、決算書を「比例縮尺図」に翻訳してビジネスモデルを読み解く方法、
各種財務指標を使って経営課題の仮説を立てる方法、資金繰りの状況を把握する分析法などをやさしく解説します。

●会社の数字を使って戦略を現実化する会計応用力

本書の後半(4~6章)では、経営を担うビジネスパーソンの必須スキルとして、戦略の成功にコミットする会計応用力の習得を目標とし、
粉飾など数字のトリックを見抜く方法、会社のビジョンや戦略に合わせたKPI(業績評価指標)の設定法、目標水準の考え方、
KPIを機能させる運用法、事業部門にKPIを浸透させる方法などをカバーしています。

また、各章末にコラム形式で掲載した「コンサル・ファイル」では、著者がコンサルティングの現場で直面した企業サイドの実情と、
戦略・会計実務に役立つ知見が惜しみなく盛り込まれています。

□本書で事例として取り上げている企業

セブン&アイ・ホールディングス、キリンホールディングス、カルビー、花王、ヤマダ電機、くらコーポレーション、新日鐵住金、信越化学工業、
クックパッド、アーバンコーポレイション、メディア・リンクス、オリエンタルランド、武田薬品工業、アステラス製薬、三菱商事、オムロン、日本電産、任天堂、パナソニック、旭鉄工 ほか

単行本(ソフトカバー): 248ページ
出版社: 日本実業出版社 (2017/10/26)
言語: 日本語
ISBN-10: 4534055323
ISBN-13: 978-4534055323
発売日: 2017/10/26

更新日:2020/2/10